あらすじ
2087年、第四次世界大戦後の世界。
かつて冷酷な傭兵だったカイ・クロウは、瀕死の重傷を負った。彼を救ったのは、軍医のアリサ・ミラー。彼女は禁断の技術―魂転送―を使い、自らの魂を消滅させてカイの魂を自分の身体に移した。
目覚めたカイは、懊悩と葛藤の末、女性の身体で生きることを選ぶ。贖罪のために。アリサの遺志のために。
それから五年。アリサ・クロウとなった彼女は、統合地球連邦戦争研究局のエージェントとして、戦争を人為的に引き起こす組織「ベリアル・シンジケート」と対峙する。
戦争理論の天才エヴァ・リー・サトウとの出会いが、すべてを変えた。彼女と過ごす中で、アリサは真の意味で「女性になる」ことを学ぶ。そして、二人は愛し合うようになる。
だが、ベリアルの陰謀は想像を超えていた―全人類の攻撃性を操作し、新しい世界秩序を創造する「グローバル・リセット」計画。
人類はなぜ戦争をやめられないのか?
その答えを巡る戦いが、今、始まる。
性別を超えた魂の物語。
戦場から愛へ。暴力から哲学へ。
これは、世界を変える一人の魂の物語。