あらすじ
とある街に一人の探偵がいた。
名は、藤堂保尚(とうどう やすたか)永遠の18歳(23歳)。
彼には自信があった、しかし、実績は無かった。
下手な例え方で説明するならば、高級外車を乗ることを夢見るが車どころか原付ましてや自転車すら運転したことがないと言ったところか。
しかし、顔は良くかなりのイケメンであった為、探偵王子と称され、顔ファンが多く仕事の数、報酬そこそこ。
生活をする分には全く不自由は無かった。
しかし、彼は満足していなかった。
能力が無いため、来る日も来る日も依頼される仕事は迷子ペットの捜索。
“イケメンペットハンター”の異名さえも持っていたが、彼が望んでいたのは、漫画に出てくるような名推理を見せる探偵になること。
残念ながら能力は無いのだが、厄介な事に自信だけはあり、超が付く程の自意識過剰であった。
ある日彼は気付く、自分の探偵事務所に自分以外の誰もいない事に。
これはミステリーでも何でもない、元々いなかった。
そこで、彼は勘違いをする。
「名探偵には優秀な助手が必要な気がする」と。
早速助手募集の貼り紙を貼って二分で希望者が来た。
来たのは小学高学年か中学生くらいの美少女であった。
一応履歴書を預かると、なんと歳は21歳、特技は口寄せ? 資格は口寄せ・憑依1級?
良く分からなかったが速攻で採用すると、それに合わせたかのように訪ねてきた依頼者。
イケメンナルシスト探偵と不思議美少女巫女の異色のコンビが生み出す極上の推理をご堪能あれ。
※多少のグロテスクな描写がありますので苦手な方は読むのをお控え下さいませ※