あらすじ
病弱な母を支え、静かに暮らす少女・蘇 静嵐(スー・ジンラン)
彼女の願いはただひとつ――母を救うこと。
ある日、伝説の薬草「青露草」を求めて山に入ったジンランは、闇を司る神・沈 炎冥(シェン・イェンミン)と出逢う。
妖しい美しさを放つその神は、母の命を救う代わりに、ジンランを弟子に迎え入れる。
イェンミンのもとで修行を重ねるうちに、ジンランは自らの中に眠る力に気づき、やがて師弟の関係を越えた禁断の愛に溺れていく。
しかし、その愛は次第に彼の支配と呪縛へと変わり、ジンランの心を蝕んでいった。
愛しながらも恐れ、求めながらも苦しむ――
そんなある日、彼女は光の神・白 澄昊(バイ・チョンハオ)と出逢う。
その穏やかな微笑に、ジンランは深い懐かしさと安らぎを感じる。
イェンミンに対する恐怖を超え、真実の愛を信じたいと願ったジンランは、涙を流しながらも感謝と別れを告げる。
怒りよりも悲しみに包まれたイェンミンは、初めて“愛するとは縛ることではない”と悟り、彼女を解放する。
そしてジンランは、チョンハオのもとで新たな修行を始める。
それは人を癒し、光で包む修行――闇とは正反対の世界。
やがて二人は互いの魂が呼び合うのを感じ、静かに愛し合うようになる。
闇と光、支配と解放、破壊と再生――二つの神に愛された少女が、やがて一つの魂として光に還るまでの、壮大な輪廻の恋物語。