あらすじ
人と魔族の戦乱を終わらせたのは、勇者ではなく――宇宙からの侵略者だった。
十年前、「星の民」が降り立ち、世界は一夜にして変わった。
ドラゴンは寄生され、エルフの森は焼かれ、魔王の軍勢すら屈服した。
剣も魔法も、この異質な敵には通じない。
滅亡寸前の辺境都市アルメリアに召喚されたのは、筋トレに全てをかける青年・東雲銀司。
剣も魔法も持たない彼が手にしたのは、敵の残骸から生まれた「銀の腕輪」。
騎士アウリス、獣耳の魔族クプラウルと共に街を守るうち銀司は「流星の勇者」を名乗る青年に出会う。
民衆に慕われ、完璧な笑顔で敵を討つ英雄。
だが、その裏で何かが動いている。
星の民は何を目的に侵略してきたのか。
流星の勇者の正体とは。
そして、銀司が召喚された本当の理由とは――。
「筋肉は裏切らない」
鍛え抜かれた肉体と、信じ合える仲間が、世界の真実を暴き出す。
これは開闢者(トレーニー)が、筋肉で全てを打ち砕く物語。