あらすじ
歳の離れた兄弟?の恋愛模様。
幼いころから兄を慕う弟だが、兄は大学入学に合わせて実家を出る。兄弟があうのは兄が実家に帰ってくるお正月くらいで、兄は社会人となり,弟も大学生でお互い忙しくなり何年も会うことなく時は流れる。
浮名兄弟はどちらもイケメンで、一言で表すなら、兄「類」は美少年、弟「櫂」は美青年の風情。類は華奢で肌はつややか、愁いある眼差は セックスにも淡泊で自分からは望まないが、ある種の男たちには、この上なく魅力的で、弟と離れて暮らす間に複数の恋人と関係があった。櫂は引き締まった肢体、上背もあり、時折鋭い眼光を見せることもあるが、顔立ちの優しさで、男女ともに引き寄せてしまう。
会社帰りのある日 櫂は 植え込みに隠れるように路肩に蹲る何者かが視界に入り、見過ごすことが出来なかった。何者かが兄とわかり、驚きながらも連れて帰る。兄は深みのあるみるからに上質な黒のカシミヤロングコートを羽織っていたが、中はパジャマ姿、足元は室内履き。スマホもカードも現金もなにも持っていなかった。
櫂と類のふたりは再び実家で一緒に暮らすようになる。
同時に 兄「類」と恋人たちとの関係も現在進行形、櫂の兄への恋心と絡まり 兄弟は恋情の渦の中に。
櫂はとうとう兄への気持ちが抑えきれなくなり、類とベッドをともにする。そのとき類は、櫂に 自分たち兄弟は血がつながっていないと告げる。櫂は類にプロポーズする。