あらすじ
頻発するダンジョン災害に対処するため新設された『特別災害対策課』に配属された俺、神山マモル。
俺の覚醒したスキルは、半径100mをあらゆる衝撃から守る『絶対安全領域』という地味なものだった。
しかし、モンスターの大群が街に押し寄せた日、俺のスキルは真価を発揮する。攻撃はできない。
だが、俺がそこに立つだけで、住民たちの避難時間を稼ぐ鉄壁の砦となるのだ。
自衛隊のクールな女性隊長や、勝ち気な同僚のハンターたちと協力し、俺は災害現場の最前線に立ち続ける。
「神山! 3分だけ持ちこたえろ!」
「心得ました。ここは一歩も通しません」
給料は安いし仕事はキツい。
でも、人々の「ありがとう」が俺の力になる。
これは、日本で一番地味で、一番頼りになる公務員の物語。