あらすじ

読書だけが唯一の楽しみだった高校一年生・月島文也は、図書委員の当番で二年の先輩・雪村龍之介と出会う。 清楚可憐で頭脳明晰、それでいてそれを鼻にかけることのない慎ましさ。――まるで小説から抜け出したような“理想の女子”。 放課後、鍵を返す帰り際に突然の告白を受け、戸惑いながらも交際を承諾する文也。 だが翌日、雪村が「男」であることを知らされ、言葉も出ないまま別れを告げてしまう。 それでも、涙を浮かべながら笑う雪村の姿が、心に焼きついて離れなかった。 花田沙織の仲裁をきっかけに再び向き合い、「友達として」やり直すことに。 一緒に本を読み、文芸部で過ごし、休日に出かける―― 気づけばその時間が、文也にとって何よりの宝物になっていた。 “男だから”“友達だから”と自分に言い聞かせながら、 月島は知らず知らず、恋に落ちていく。 清楚可憐で頭脳明晰な“彼女”が、確かにこの世界に存在していると信じながら。

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カクヨム
カクヨム2025/10/12
  • 現在の作品清楚可憐で頭脳明晰な彼女は男の娘