あらすじ
三年より前の記憶がないアイリスは、山の中でひっそりとひとりで暮らしていた。
アイリスには秘密があった。
それはアイリスが伝説の魔法使いだということだ。
伝説の魔法使いのみが使える『魔法を生み出す魔法』は世界を救うとすらされており、崇められていた。しかし伝説の魔法使いは絶滅したと言われている。
そんな魔法を使えることを周りに知られてしまえば色々な人に狙われ、最悪命の危険すらあるので、伝説の魔法使いであることを隠してひっそり平和に毎日を過ごす予定だった。
何よりアイリスは伝説の魔法使いだが、魔法能力的にはCランクの低ランク魔法師。その為目立たずひっそりと生きていけると思ったが、どうやら予想が盛大に外れてしまう。
高ランク魔法師に勝利したり、魔法で様々な人々を救ったりと気が付けば日に日に周りの人たちはアイリスが低ランク魔法師だという事実に疑念を抱く者たちで溢れる。
しかも魔法の師から借金(主に酒代)を背負わされたり、学園に入学したり、自分が殺される夢に出てくる人物とよく似た人に出会い、初対面なのにいきなり告白されたりと、平和とは真逆の生活を送るはめになってしまう。
波乱万丈な日々に追われ、今までひとりで生きてきた少女が人に囲まれ、周りを振り回し、振り回される毎日の中で様々な感情がアイリスに向けられる。
それは友情か恋心か。
人との関わりが無かった為、戸惑いながらも少しずつ人からの優しさ、あたたかさを受け入れていく。
これは三年より前の記憶がなく孤独だった少女が様々な『愛』と『魔法』に触れ合う物語。
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