あらすじ

祖父の訃報を聞いた秋の朝、少年・太一はひとり家を飛び出した。 手にしていたのは、祖父が生前に削った木の船と、完成したばかりの戦艦「大和」の模型。 沈みゆく季節の風の中、太一は夜の町を抜け、悪友たちとともに海を目指す。 それは、亡き祖父を「出航させる」ための小さな旅だった。 冷たい夜気とともに過ぎていく時間の中で、少年たちは喪失の痛みと、生きることの意味に触れていく。 ――秋の終わり、夜明けの浜辺に、ひとすじの光が射し込む。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
エブリスタ
エブリスタ2025/10/11
  • 現在の作品じいちゃんの船出