あらすじ
異世界召喚――それは、神が与える“最後の救済”である。
……少なくとも、そう信じられていた。
だが今回召喚されたのは、勇者でも聖女でもない。
神に造られ、神に仕え、神に命じられて“粛清”を行う少女達だった。
白髪の戦闘狂《セイン》。
冷徹にして絶美、あらゆる武器を創り出す不死の兵。
そして、その傍らに立つのは糸目の狂愛者《セイラ》。
彼女の瞳を見た者は、例外なく狂気に堕ち、己を失う。
召喚した王国は歓喜した。
「これで魔王を倒せる!」と。
――しかしそれは、“神の粛清”の合図でもあった。
少女達は言う。
「救うのは神の秩序。滅ぶのは、人類の方。」
魔王? 勇者? 国家? そんなものはどうでもいい。
神にとってこの世界がバグったのなら、修正するだけだ。
血と狂気と愛が絡み合う、“神の兵器”による異世界破壊譚、ここに開幕。