カクヨム2025/10/08
あらすじ
幼馴染で恋人だった奏太は、ある日突然、私に「足枷だ。もう君に縛られたくない」という冷たい言葉を遺して去っていった。七年間の愛を裏切られた痛みと絶望に、私は生きる気力さえ失っていく。
しかし、彼の部屋を整理した際に見つけたのは、私たちの思い出のオルゴールの底に隠された、一通の手紙だった。
手紙に記されていたのは、私を突き放した「冷酷な別れ」が、病を隠すための『優しい嘘』だったという、あまりにも切ない真実。
私は、彼の最後の愛の告白と「笑って生きろ」という願いに涙する。裏切りではなく、自分へのあまりに大きな愛だったと知った私は、彼の優しすぎる嘘を抱きしめ、前を向くことを決意する。
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