あらすじ
《現代×異世界×未来×魔術×科学×超能力×怪異……× 私?!》
ある日、他人から物語の“役割“を奪う力【剽窃《ひょうせつ》】を授かった私は、己の人生を振り返ってみる。しかし、そこに人様に語れるような過去はひとつも無く、退屈の一点張り。
そんな私の目の前に次々と現れるのは『異世界の王女 × 未来から来た少女 × 超能力者』etc……要するに人間離れした“役割”を持つ者たち。
私は授かった能力を駆使しながら彼女らと関わり、少しずつ自らの物語を作り変えていく。だが、それは他人の物語を壊すことでもあり。
――良心、慈悲、葛藤……?
私にできた『大切な友達』のためならば、そんなものは必要ない。誰かの物語を壊し、奪ってでも、守り抜いてみせる。
――でも。
他人から物語を奪い続けた果てに、私は『本当の私』のままでいられるのだろうか?
どうか、私を見つけてくれた『あなた』に、私の物語を見届けてほしい。私が世界にとっての『異物』になるまでの物語を……。