あらすじ

「ハナ、本当は気づいてるんじゃない? 自分の気持ち」 「自分の……気持ち?」 「ハナは、そのミツくんが好きなのよ。 幼なじみとしてじゃなくて…… “一人の男の人”として」 「私が……? ミツを、好き?」 「うん。 そうよ。 その人を独り占めしたい、ずっと一緒にいたい…… 離れたくないっていう気持ち。 それが恋愛感情ってやつ」 そういえば…… レンがいない間、ずっと私のこと支えてくれてたのは——ミツだった。 ホントは、自分の気持ち、気づいてた。 気づかないフリしてただけだったんだよね。 あなたは、私の中で特別だった。 ……好き。 ミツが……好き。 出会って数日経ってから、ミツの家にちょっと遊びに行った日。 こんな部屋で毎日過ごしてるんだ、って思ってドキドキした。 レンがアメリカへ旅立ったとき、優しく抱きしめてくれた。 朝までずっと、ミツの膝枕で泣き明かしたこともあった。 あの時から、ずっとずっと—— ミツのこと、好きだったんだ。 だけど、この想いを伝えてしまったら、今の関係ではいられなくなる。 幼なじみじゃなくなるのが、少しだけ怖い。 だから…… お願い。 もう少しだけ……このままでいさせて。

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カクヨム
カクヨム2025/10/10
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