あらすじ
昏き濃霧の彼方より迷い来る、生まれたままの姿の穢れなき御霊──それを、〈賓人(ヴィジター)〉と呼んだ。
霧深き狭間の世界〈ノストゥーラ〉──そこは〈言霊〉と呼ばれる“力の言葉”が現実を紡ぎ、世界に命じ事象を操り、……そして、その言葉によって理を破壊する場所。
霊力を宿し、言葉を具現化する力を持つ者たちは、〈言霊使い〉と呼ばれていた。
──時は、富と名声と領土、そして“力の言葉”を巡る戦乱の世「戦獄時代」。
それ以前の記憶・経歴を無くした言霊使いの青年・ヤクモ。漠然と名前だけは覚えていた彼だが、なぜ己がここにいるのか、その理由は判然としなかった。
ただはっきりとしているのは──右手に棍棒、左手に大鍋の蓋。着の身着のまま、褌一丁の素寒貧であること。
「いや、もうちょっといい素性があったんじゃないのかこれ……?」
突如襲いくる恐ろしげな怪物。逃げ回る中、麗しの女剣士が助けてくれる。
淫●ピンクのハイエルフ美女──!
「おいそこの全裸中年男性!」
「中年じゃねえよ全裸でもねえし! 着てるだろ褌一丁!」
ヴェルナミリーゼ──ヴェルナと名乗ったハイエルフの女剣士曰く、どうも自分には〈言霊〉という特異な力があるという。
どこか遠い異邦の地より流れ着いたという自覚のみがあるヤクモは、とりあえず飯を食うために彼女が発足するという独立部隊に入れてもらうことにするのだった。
笑い、泣き、本気で怒って冒険する、あまりにも泥臭くて等身大の──冒険譚。
──言葉は力。
力は、世界すら書き換える。
これは〈言霊〉を用いて“命懸けの論争”に挑む者たちが、その言葉を以て紡ぐ物語。
──言葉に宿る御霊を問う、戦いの記録である。
※完全人力創作
中の人は下手くそなりにソウルシリーズを楽しんでいる、一、フロムファンです
死に戻り・死んで復活系ではないです。死んだら終わります
便利なウインドウ画面とかないです
読んだらわかるハードな世界やん みたいなノリでお願いします
ライトノベルのつもりで書いているわけではありません。ご了承ください