あらすじ

原田美桜(はらだみお)は手のひらの多汗症に悩む高校三年生。  中学一年の時、手の汗がきっかけで好きな男の子に気持ち悪がれてしまい、内気な引っ込み思案になってしまう。 それからの美桜は、内向的な自分を心配して過干渉になる母の示す道を進んでしまう。しかし、大学進学を控えた高三の夏、美桜は母親の期待に応えることはできないと悩むが、自分には夢がなく進路で苦しんでいた。 自分の夢は自分でみつけたい。  決意した美桜は、自分自身を見つめ直すため母親から離れることを決めた。そして夏休みの一カ月間、叔母の住む長野の松本に居候することになった。これは母親に対して美桜の初めての反抗だった。   叔母夫婦はフルーツ工房と弦楽器工房を営んでいた。 久しぶりの再会で驚いたのは、調律師の叔父に弟子入りした同い年の三矢陽澄(みつやはると)がいたことだった。陽澄は高校には進学せず、自分の夢に向かって弟子入りし勉強のために叔母たちの家に居候していた。 陽澄のぶれないまっすぐな生き方に、自分に自信のない美桜は尊敬を抱くようになる。 叔母の提案で美桜は新作コンポート作りに挑戦することになった。そんな同居生活を過ごす中、陽澄は美桜の手のコンプレックスをいとも簡単に解決してしまう。 陽澄の素直さと優しさに触れるうちに、美桜は自信を取り戻してゆく。そして、人前に出るのが苦手な美桜は、勇気をふり絞り試食会のプレゼンを行い成功することができた。  帰京残り少なくなったある日、陽澄が自身もアオハルコンプレックスがあることを美桜に伝える。同級生のようにアオハルをしてみたいと美桜はデートに誘われる。向かった場所は陽澄の地元の諏訪だった。二人で諏訪神社に参拝し、食事を楽しむ。帰りの駅で二人はてをつないで諏訪湖の花火をみることができた。陽澄は美桜に好きと告白するが、突然、その場に倒れてしまう。陽澄は美桜に重い秘密を隠していた。

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エブリスタ
エブリスタ2025/10/10
  • 現在の作品今日も明日も明後日も、君と手をつなぎたい