あらすじ
訳あって雨と本が嫌いな男子高校生、
水原葵(みずはらあおい)。
中学時代、本に救われたことをきっかけに、
本が大好きになった女子大学生、
泉日向(いずみひなた)。
ある雨の日の放課後。
葵は雨から逃れるために、“アイツ”のいる家ではなく学校の近くにある橋の下へ向かった。いつもは誰もいないその場所に、その日は1人の女性が。
彼女は、本を読んでいた。
横髪を耳にかけて、まるで絵画のように、静かに。
「綺麗………」
そのあまりの綺麗さに、葵は一目惚れをする。
「こんにちは」
葵の存在に気がついた彼女のその一言から、2人は会話を続けた。
そこで葵は、彼女は本が好きなのだと知る。
自分とは、反対に。
すると彼女は……
「私、君にどうしても本を好きになって欲しいの」
と。
そして、葵はオススメされた本を読んでみることに。
その1冊の本と、彼女に出会ったことをきっかけに、葵の人生が大きく変わる――。
雨の日にだけ会える、彼女との恋物語。