あらすじ

「君はもう、一人じゃない」 偽りの罪で全てを奪われ、国で最も不毛な土地へ追放された美貌の公爵令息、エリアス。彼が持つ【緑の手】の力は「地味で役立たない」と嘲笑され、その心は凍てついていた。 追放の地で彼を待っていたのは、熊のような大男の領主カイ。無骨で飾らない、けれど太陽のように温かいアルファだった。 カイの深い愛に触れ、エリアスは自らの能力が持つ、伝説級の奇跡の力に目覚めていく。痩せた大地は豊かな緑に覆われ、絶望は希望へと変わる。これは、運命の番と出会い、本当の居場所と幸福を見つけるまでの、心の再生の物語。 王都が犯した過ちの代償を払う時、二人が選ぶ未来とは――。 ざまぁあり、溺愛あり、美味しい作物たっぷりの異世界スローライフ・ボーイズラブ、ここに開幕。 【登場人物紹介】 ◆エリアス・フォン・アルフレッド 公爵家の嫡男として生まれた、稀少な男性オメガ。銀の髪にすみれ色の瞳を持つ絶世の美貌の持ち主。次期王妃と目されていたが、異母弟の策略にはまり追放される。植物の成長を促す【緑の手】という能力を持つが、その真価を知らなかった。心を閉ざしていたが、カイと出会い、本来の優しさと強さを取り戻していく。 ◆カイ・ウルリッヒ 北の辺境を治める領主。たくましい肉体を持つ、熊のようなアルファ。貴族らしからぬ無骨さで、民と共に畑を耕す実直な男。追放されてきたエリアスを偏見なく受け入れ、その健気さとひたむきさに惹かれていく。愛情表現は不器用だが、エリアスを何よりも大切に想う溺愛家。エリアスが運命の番。 ◆アラン・フォン・レオンハルト 第一王子であり、エリアスの元婚約者。完璧な容姿を持つアルファだが、プライドが高く人の本質を見抜く力に欠ける。エリアスを捨て、可憐な聖オメガ(偽)のリオルを選ぶという愚かな選択をする。 ◆リオル・フォン・アルフレッド エリアスの異母弟。愛らしい容姿を武器にする計算高いオメガ。エリアスを妬み、王子を唆して彼を追放へと追い込んだ張本人。聖オメガと偽っているが、実際は特別な力を持っていない。

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カクヨム
カクヨム2025/10/09
  • 現在の作品偽りの罪で追放された俺の【緑の手】は伝説級の力だった。不毛の地で運命の番に溺愛され、世界一の穀倉地帯を作って幸せになります