あらすじ
ある日、テレビ番組の制作会社をクビになった氷河期世代のおっさん。ハローワークに行くが、すべて不採用。
貯金も底をついたことで、アパートも追い出されてしまった。
最低限の荷物をキャリーケースに入れてホームレス生活がスタートした。
元々、手先が器用で制作会社では大道具、小道具だったおっさんは、見事な完成度の段ボールハウスを作り上げる。
なにを食べても腹を壊さない、強靭な胃腸の持ち主、さらに何でも食べることができる悪食。
しかし、ホームレスにも縄張りがあり、どこへ行っても追い出されてしまう。
そんな中、おっさんはいい場所を見つけた。雨風が凌げて他のホームレスがいない場所。
それがダンジョンだった。
十年前に突如日本に現れたダンジョンには、モンスターが出る。
そもそも、ダンジョンのせいでおっさんはクビになったと言っても過言ではない。
ダンジョン配信なるものをする探索者のせいで、テレビ番組が見られなくなった。
「俺から人間らしい生活を奪ったダンジョンだ。せめて住ませてもらってもいいだろ」
こうして、おっさんのダンジョン生活は始まった。
何でも食べることができる悪食、得意なDIYを駆使して、おっさんのダンジョン内ホームレス生活は始まるのだった。