あらすじ
夕暮れの古書店で、大学の課題に必要な貴重な論文集を探していた美月は、不思議な老婆から「時間が逆流する部屋」で一晩過ごすことを条件に貸してもらえることになる。その部屋には大切に手入れされた大きなテディベアが置かれており、時が逆行する間だけ意識を持ち、美月に話しかける。
テディは美月に、彼女が未来からの重要な情報を受け取る受信者だと告げ、未来の恋人・翔太との出会いや、翔太が交通事故で亡くなるという悲しい未来の映像を見せる。しかし美月は愛と科学の力で未来を変え、翔太の事故を未然に防ぐことに成功する。
その後、二人は時間を超えた量子もつれの理論を深め、時間操作技術を完成させるが、その力には大きな責任が伴うことも知る。愛を持たない時間操作は許されず、未来は自分たちの選択次第でいくらでも変えられるのだ。最後に、美月と翔太の娘・てぃあにテディの想いが引き継がれ、時代を超えて愛と希望が紡がれていく。