あらすじ
コーデル王国、第二騎士団所属「騎馬の突撃王」ことクレイスは、ライバル的存在の第二騎士団所属「飛竜の討伐王」こと幼なじみのアーティと御前試合するように命じられた。
だがその直後、クレイスは魔物討伐に出陣することになり、そこで呪いを受けてしまった。
その呪いの治療のためアーティの実家に頼ることになったが、呪いのせいで夜には劣情に苛まれてしまう。その劣情を晴らしてくれたのがアーティで、クレイスは戸惑いを隠せなかった。アーティとは幼なじみだが、幼い頃に少しばかり交流があっただけで、今ではほとんど交流がなかったからだ。
クレイスの戸惑いをよそに、アーティはクレイスの呪いを解呪するため力を貸す。そんなアーティと過ごすうちに、疎遠となった理由は彼の両親が望んだことであり、アーティ自身はクレイスと交流を続けていたかったことが分かる。二十年ぶりにアーティの本音を聞いたクレイスは、その距離が少し縮まったと感じていた。
そして無事に呪いから解放されたクレイスは、助けてくれた礼をしたいからとアーティを夕飯に誘った。その場で、クレイスはアーティが自分を「愛している」ことを知り、考える時間が欲しいと頼んだ。
アーティへの想いに悩みつつも、御前試合に向けて自主練習をしていたところ、飛竜部隊の団員マロニが突然襲ってきた。マロニを制し、飛竜部隊に引き渡した後、マロニが姿を消したことを知る。実はマロニはアーティのことが好きであり、クレイスのことを逆恨みしていたのだ。
クレイスはマロニ捜索に参加することになった。その捜索中、アーティがどれだけクレイスのことを愛しているのかを知り、自分も彼のことが好きだと自覚をする。その後、マロニを確保し、御前試合が終わったら告白をしようとクレイスは考えた。
御前試合はアーティと相打ちで終わる。その後にアーティの実家に行ったクレイスは、アーティに自分も好きだと告白をする。告白を受け入れた二人は、熱い夜を過ごした。
その三ヶ月後、建国記念日のパレードには、左手薬指に金色の指輪を嵌めるクレイスとアーティの姿があったのだった。