あらすじ

放課後、アルバイト先のコンビニで働く高校二年生・吉野大河(よしのたいが)。 いつものようにレジに立っていた夜、彼の前に現れたのは――グレーのスウェット姿で、缶のブラックコーヒーを買う女の子だった。 店の外の静かな夜のベンチで、彼女は一人、苦いコーヒーを飲む。吉野はその姿がなぜか気になって、視線を外せなくなった。 やがて彼女の名前が桜井澪だと知る。彼女は学校では真面目で、どこか眠たげな同級生。だけど夜の彼女は、少しだけ自由で、少しだけ大人だった。 ――昼と夜、表と裏。 互いの“素顔”を知るたびに、二人の距離はゆっくりと近づいていく。 苦くて、やさしくて、少し甘い。 大人になりきれない僕らが過ごした、あの夜の物語。 ※ 本作は私、アキラ・ナルセの「30分読破シリーズ⑤・夜のコンビニと君のブラックコーヒー」の読み切り版をもとに再構成した【連載版】です。 本作では短編時のように大きく時間を飛ばさず、二人の“昼と夜”をゆっくり描いていきます。

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