あらすじ
「兄を殺した、英雄殺しの大罪人――そう呼ばれたのは、僕だった。」
英雄として国に讃えられた“転生者”の兄が、ある日突然殺された。
第一発見者であり、そして実の弟であるレイゼフィル・ノアは、何の証拠もないまま“英雄殺し”の烙印を押される。
だが、そんな彼を救ったのは、一人の女性騎士・サクリア・メルキア。
監視という名目で、王立魔法学園への入学を命じられたレイゼフィルは、サクリアの親戚「レイ」として新たな生活を始めることになった。
魔力量は少ないが、魔法の制御精度は異常なほど高く、その力は闇に消えようとしていた真実を暴き、やがて学園を、そして国をも揺るがしていく。
これは、“英雄殺し”と呼ばれた少年が、冤罪から立ち上がり、本当の英雄へと成り上がる物語。