あらすじ
今はかつての自分の名前も思い出せない。
しかし自分がブラック企業で奴隷のようにこき使われていた冴えない社会人男性だったことは朧げに覚えている。
ある日を境にそんな前世があった事を徐々に思いしたのが現在の俺…シェイン・デューンフォルテだ。
俺は俯瞰して見る。
少年シェインの記憶を。
辺境の村カラッタで生まれ育った14歳の少年シェイン、母子家庭で育った彼は父親の顔を知らない。
自分と母親を捨て消えた父親は今どこで何をしているのか、生きてるのか、死んでるのかも定かではない。
村の外に年相応に興味を引かれる彼だが母親は彼の旅立ちを容認してくれる程甘くも寛容でもなかった。
小さな村に閉じ込められているような閉塞感に息がつまるような思いがするのは彼を置いて外に旅立った人達に思い焦がれるからか。
そんなある日、村にある一団が現れた。
一団の一人には見目麗しいフィーファと言う名の少女がいた。
彼女との出会いが俺とシェインの運命を大きく変える最初の出会いとなるのだった。