あらすじ

西暦30XX年。一国は破滅の危機を迎えようとしていた。近隣の国は既に壊滅。国内にも戦えるものは残り数名。そんな国を人々はこう呼んだ。 ―――「死期近き王国」 と。 あるものは確かにそうだ、と思い、またあるものは無関心でいた。 しかし、彼だけは違った。彼はこの周辺でのみ起きている異常事態に気づいていた。そして、他国が同じような状況になるのが時間の問題であることも分かっていた。 「――このままではいずれ世界は滅びる」 彼はそう悟った。自分が戦わないといけない。そうわかっていた。しかし彼には大きな問題があった。 戦える残りの数名。彼はそのうちの一人というわけではない。そして、彼のことを唯一理解してくれた親友は死んだ。彼は自分の幼き頃を思い出す。 「こうなるならもっと――――――」 彼はこの国を0から再誕させることができるのか。 はたまた、世界が滅びるのか―――。

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