あらすじ
逢瀬のレイル
“あなたが今一度、亡くなる前に会いたい人はいますか?”
死期を悟った者だけが予約できる、不思議な列車がある。
その列車の案内人が投げかけるのは、ただひとつの問い。
彼に出逢った人々は、なぜか懐かしさを覚えながら――
人生の最後に逢いたい仲間、家族、恋人……その中からたった一人を選び、列車の中でひとときの再会を果たす。
“悔いのない時など、きっとない。”
だからこそ、“私”とこの”列車”は存在するのです。
若い容姿の青年は名を【ユラ】と名乗った。
「さぁ、今夜もご予約はありますか。案内人の仕事は休みがなくて、案外面白いものですよ――忘れてしまったことも、多いですけれど。」
ユラー青年/案内人/経歴不明/何時も笑顔
登場人物
第1話
間宮 朱桜(まみや すおう) (28)
脳腫瘍(ステージ3)青森市内病院に入院中
宮野 海里 (みやの かいり) (27)
朱桜の恋人。
大学生時代からつきあっている。