あらすじ

猫人族の少女――タズハは希望のない日々を送っていた。 内乱で故郷を追われ、同胞と共に人間族の国に逃げてきてもう二年。 「そなたたちを受け入れる」と言ったはずの人間族の王は、未だ自分たちの扱いを保留しており、タズハたち猫人族は難民として城壁の外で暮らしていた。 配給はあるが量が全然足りない。 ならば狩りに出かけようにもそれは禁じられており、かといって仕事も与えてもらえず、タズハは餓えに苦しむ毎日を送っていた。 そんなある日、新たに即位した若き王――ゼイナスが宣言した。 「優秀な女性を妃に迎えるため、これまでのしきたりは捨て、相手を民衆の中から広く選び出すことにした。そのための選抜試験をこれより実施する」、と。 これをタズハはチャンスだと思った。 試験を通じて猫人族の身体能力の高さをアピールすれば、見る目を変えてもらえるかも。もしかしたら仕事を与えてくれるかもしれない。 「ただ待つだけなのはもう嫌だ!」 こうしてタズハは王妃選抜試験に挑むことにした。 ――すべてはこの手で明るい未来を掴むために。

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エブリスタ
エブリスタ2025/10/08
  • 現在の作品猫耳難民少女は王妃選抜試験で無双する~狙いは玉の輿ではなく、皆の明るい未来~