あらすじ
今回の小説の題材は『東方の蓬莱島恋物語』である。
今から二千二百年前の話しである。
中国の戦国時代を統一し、初代の皇帝になった秦始皇帝。
あるとき、臣下の徐福を宮廷ニ呼びつけた。
始皇帝は中国全土統一し、いよいよ内政も落ち着いてきた。
後は自分自身の健康といつまでも若々しく余生を送ることであった。
皇帝は不老不死についてのみ関心があったのだ。
老いることも嫌だ。死ぬ事はもっと嫌だ。
東方の国に不老不死の妙薬があるという。その妙薬は蓬莱島にあると言う。
その蓬莱島に臣下の徐福に見つけてくるように申し付けよう。と考えたのだった。
始皇帝は徐福に命じた。
「徐福よ。東方の国に不老不死の妙薬があると聞く。
そなたに命ずる。
東方の国に行き、その不老不死の妙薬を見つけてわしの元へ持ち帰るのじゃ。
よいな。」
「皇帝、かしこまりました。必ずや不老不死の妙薬を見つけて持ち帰って参ります。」
「徐福!よくぞ申した。頼んだぞ。見つけるまで帰ってきてはならん。骨を埋めるつもりで、東方の国に行ってこい。」
この物語の始まりです。
それでは、『東方の蓬莱島恋物語』をお楽しみ下さい。