あらすじ
ブラック企業で過労死した男・黒瀬湊(くろせみなと)は、異世界の商業都市で目を覚ます。
手にしていたのは、帳簿と契約書。――そして「もう二度と働きたくない」という強すぎる執念だった。
この世界には“労働者”はいても、“資本家”はいない。
商会はすべて個人経営。倒れれば店も終わる。
「ならば作ればいい」――金が働く仕組みを。
労働者でも貴族でもない、新しい階級“株主”を生み出すために。
一人の元サラリーマンが、異世界に株式会社を発明する。
信頼、出資、分配、労働と資本の共存――
異世界に「経済の夜明け」をもたらす社会創世ファンタジー。