あらすじ
怠惰なだけの生活。
繰り返すだけの日常。
何も為し得ず、何も為さない。
それこそが鈴誠一弥の生き方だった。
誰かに言われたから、やらないと生きられないから、死ぬのは怖く、楽しみを見つけるほどの金もない。
そんな一弥は、悪魔を宿し、唆されるままに悪を繰り返した。
殺人、窃盗、姦淫。
それらを悪魔に唆されるがままに為した。
だからだろう。
一弥に罰が下された。
「汝には死すら生ぬるい。」
「2度と輪廻に戻るな。」
「産まれたことを後悔し、懺悔したところで赦されぬ。」
故に辺獄へ
裁きを待つ地獄へ落ちる者達のための掃き溜めに落とされた。
辺獄において、止まることは赦されない。
足を止めることは辺獄から抜け出せなくなることを意味するからだ。
救いを求めるならば歩き続け、辺獄にて己の罪を懺悔し続けるしかない。
罪を犯した者がやがて救われるために歩き続けるハートフルストーリーです。