あらすじ
吹雪に閉ざされた、山間の古びた孤児院「聖テレサ修道院」。
元刑事のクライム・エドガーは、慈善寄付のためこの場所を訪れていた。
しかしその夜、院長が密室で毒殺された。
現場にいたのは、6人の若きシスターたち――全員が元・孤児であり、この院に育てられた娘たち。
誰が犯人なのか? 誰が嘘をついているのか?
それとも――“全員が犯人”なのか?
繰り返される尋問、食い違う証言、語られぬ過去。
「祈り」が心を救うのではなく、真実を覆い隠す“壁”となるとき、
人はどこまで“優しい嘘”を信じていられるのか。
静寂と疑念が交差する7つの夜。
やがて明かされるのは、血よりも重い〈絆〉のかたち――。