あらすじ
父親が大剣聖で、弟が剣聖。そんなエリート貴族家の兄フェイは、治癒士というありふれた能力しかなかったため、父親に勘当を言い渡される。自分の存在意義を失い落胆に暮れるフェイだったが、町で病人を治癒することに成功し、喜ぶ姿を見てこれを生きがいとすることを決める。各地を巡り病人を治癒し続けると、いつしかフェイを崇める教団ができていた。本来は治癒できない奇病や重病を治癒する「奇跡」を成し遂げていたのだったが、フェイは「自分にできるなら他の人でもできるんだろう」と勘違いしていたために、教団の崇める対象が自分だとは気付かないのであった。