あらすじ
小学五年生の瀬戸翔太は、日々嫌がらせを受け、鬱屈とした学校生活を送っていた。
そんなある日の下校中、一匹の犬が倒れているのを見つける。
翔太は助けたい一心でエサを与えていたのだが、毎日通う内に愛着が湧き、犬に会うことが一日のささやかな幸せとなっていった。
だが、この犬は不思議な力を持っていた。
翔太はその力を知らずの内に使い、翻弄されていく。
度重なる幸と不幸の連続に遭う中で、翔太はある共通点を見つけ、
その力に気づき始める。
そんな折、翔太にとって唯一の親友である東雲綾は、痺れを切らして翔太を庇い、嫌がらせの標的に加えられてしまった。
嫌がらせは徐々にエスカレートし、やがて耐えかねた綾は不登校になってしまう。
自分を庇ってくれた親友を救うため、その力を使おうとするが……。