あらすじ
大学生の「僕」は、ふとしたきっかけで買ったクマのぬいぐるみを抱いて眠る夜を過ごしていた。
ある晩、そのぬいぐるみの目が光り、僕は夢の中で小さな宇宙へと導かれる。そこは僕の想いや記憶が星となって宿る世界だった。
光の生き物たちは僕を「守り手」と呼び、この宇宙は僕の感情によって育まれてきたと告げる。だが想いを失えば、宇宙は闇に呑まれ、星々は消えてしまう──。
孤独や不安と共に過ごしてきた日々は、ただの慰めではなく、この小宇宙を支えていたのだと僕は知る。
やがて訪れた危機を乗り越え、僕は「守り手」として生きる決意を胸に刻む。
目覚めた朝、枕元には変わらずクマが座っていた。
けれどもう、それはただのぬいぐるみではない。
その奥には無限の銀河が広がり、僕と共に未来へ歩んでいく存在だった。