あらすじ
遡ること六年前──天海郷の京で若侍複数名が斬られた。
「玉兎事件」と呼ばれる、──とある人斬りの凶行であった。
自然を博愛しその中で生きることを是とする獣狩の青年半妖鬼と、ヒトの世の行く末を憂う麗しき神使天狗。
くだらない家督争いに疲れ切った式神使いの半妖狐と、一族の繋がりを重んじる隠密くの一の猫又。
仲間の汚名を雪がんとする元王国竜騎士の女と、未だ眠り続ける友を救わんと願う美貌の雷獣絵師。
戦に疲れ不殺の酔剣を得意とする浪人妖狐に、正義感の強い元警官の女雷獣と、仙龍国の武技を能う武闘に生きる女武人。
鬼神と謳われる一族の末裔として生を受けた若き武士と、一族始まって以来と言わしめる最高の剣術家である女妖狐。
多くの者らが修羅の時代を迎えた世に揉まれ、足掻き、生き抜こうとしていた。あるいは、不倶戴天の仇を討たんと、牙を研いでいた。時には、時には──。
時代という大渦の中へと飲み込まれていく妖たちは、その地に確かな跫蹤(あしあと)を刻み、歩んでいく。
幕末〜明治初期風味の和風異世界大陸「和深大陸」を舞台に、数多の妖たちが修羅の動乱を疾駆する、群像エンタメ小説作品!
※近況ノートに関連キャラクターのイラストをアップロードすることがあります。興味がありましたら是非どうぞ
※文章・イラスト共に人力創作です
※短編~中編連作の群像劇となります
※幕末~明治“風”の異世界です 史実と異なる技術水準、医療水準等の描写があります