あらすじ
父の再婚でできた義妹にいじめられ、家出した未知花。
身を寄せたのは実母の実家である、アンティークショップ〈宵待堂〉だ。
すると母の形見の抹茶茶碗から「未知花に惚れている」と言う付喪神があらわれた!
でもこの付喪神、常識知らずで頼りにならない。
そのくせヤキモチだけは焼いてくるし、未知花のことを抱きしめて独占したがり、魂の契約を迫る。
〈宵待堂〉にはたくさんの古びた品が並んでいるが、その中にすすり泣く絵皿があった。
幽霊を怖がる未知花に「悲しんでいるだけだ」と教えてくれる付喪神。
未知花はその悲しみを解決してあげたくなり――