あらすじ

「お前は役立たずだ」――。 王立錬金術師工房を理不尽に追放された青年フィオ。彼に残されたのは、物の真の価値を見抜くユニークスキル【神眼鑑定】と、前世で培ったアンティークの修復技術だけだった。 絶望の淵で、彼は王都の片隅に小さな修理屋『時の忘れもの』を開く。忘れられたガラクタに再び命を吹き込む穏やかな日々。そんな彼の前に、ある日、氷のように美しい一人の青年が現れる。 「これを、直してほしい」 レオと名乗る彼が持ち込む品は、なぜか歴史を揺るがすほどの“国宝級”のガラクタばかり。壊れた「物」を通して、少しずつ心を通わせていく二人。しかし、レオが隠し続けたその正体は、フィオの運命を、そして国をも揺るがす、あまりにも大きな秘密だった――。 【登場人物紹介】 ◆フィオ 本作の主人公。王立錬金術師工房を追放された心優しき青年。魔道具の真価を見抜く【神眼鑑定】スキルを持つ。前世はアンティークショップの店員で、その知識と経験を活かし、都の路地裏に魔道具工房『時の忘れもの』を開く。物が持つ「物語」を大切にする誠実な性格。 ◆レオンハルト(レオ) 若くして国を治める皇帝。その冷静沈着さと美貌から『氷帝』と噂されるが、素顔は歴史と魔道具をこよなく愛する心優しい青年。身分を隠し「レオ」としてフィオの店を訪れ、彼の持つ確かな技術と誠実な人柄に惹かれていく。

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カクヨム
カクヨム2025/10/06
  • 現在の作品追放されたので路地裏で工房を開いたら、お忍びの皇帝陛下に懐かれてしまい、溺愛されています