あらすじ

主人公七瀬智己は両親を不慮の事故で失い、通っていた大学も辞めることになってしまった。医師になりたい夢を諦め、現在は両親の友人がやっている喫茶店で働かせてもらっている。ある時、いつものように喫茶店でのアルバイトを終え、真っ暗な近道を通って帰っている途中、突然の閃光と地響きに襲われる。あまりの恐怖に目を瞑っていた僕の前に現れたのは、中世ヨーロッパの騎士のような衣装を纏った長身の男性。その格好に驚くが、彼が腕に大怪我をしていることに気づき、自宅のアパートに連れ帰る。テキパキと処置を施した智己を見て、男は自分のことを語り始めた。 自分がこの世界とは別世界から来たこと、そしてビスカリア王国の騎士団団長クリスティアーノ・バーンスタインだと告げる。 智己は彼が嘘を吐く人間には思えず、元の世界に戻れるまでここで一緒に生活することを提案する。そうして智己と騎士団長クリスとの奇妙な同居生活が始まる。 クリスは智己が貧しい生活をしていることに気づき、自分のことでひもじい思いをしないように自分の上着についていた金の褒章メダルを売りに行くことを提案する。 智己は反対したものの、クリスの押しに負けて金の買取屋に一緒に出かけるが、二人の外見だけを見て貧乏人だと思った店員に笑われてしまう。その後店員はクリスが見せた金のメダルを見て手のひらを返すがクリスは智己を連れて別の店に向かう。そうしていい店員にかなりの高値で買い取ってもらうことができた。 クリスはその金を元手に二人で暮らす家を買おうと提案するが、保証人が必要なことがわかり、智己は働いている喫茶店のマスターに保証人を頼むことにした。 クリスを連れて喫茶店に向かった智己だが、クリスとマスターは二人だけで話がしたいと言い出した。 なぜかその話し合いで二人は仲良くなり、マスターは所有しているマンションを二人に貸してくれることになった。そうして広い家で、智己とクリスの同居生活が始まった。 お互いが好意を持っていることに気づき、心を通じ合わせることになったのだが……二人で風呂に入っていると、突然眩い光に包まれ、光が消えるとそこにはクリスの姿は無くなってしまっていた。 広い部屋で智己だけが取り残され、智己はまた天涯孤独の身の上になってしまった。 二度も一人になった悲しみに耐えきれず命を捨てようとしたがマスターに止められ、クリスへの溢れる思いを大声で叫んだ途端、またもや眩い光に包まれて、気がつくとそこは智己の知る世界ではなく、目の前には会いたかったクリスの姿があった。そして、智己と共にマスターまで異世界にきてしまったが、そこでマスターにも運命の出会いが訪れることになり……。 異世界からやってきた騎士団長と天涯孤独の美少年との涙ありの甘い恋のお話です。

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カクヨム
カクヨム2025/10/06
  • 現在の作品突然やってきたイケメン騎士団長と甘々同棲生活始まりました