あらすじ
22歳の大学生、秋月透(あきづきとおる)は人生に絶望していた。無気力に通っていた大学は留年、友人に嵌められ出来た闇金への借金、その事がきっかけで長年片思いを続けていた女友達からも絶縁され家族からも呆れられてしまう。そんな状況下で透は自ら命を絶とうと考える。
自分の死後、自分の事で家族に迷惑はかけたくないという思いか、闇金への借金や借りていた奨学金分を稼いでから死のうと考える。しかし道のりは遠く、とても自力でその額を稼ぐのは難しいと思いふとSNSにある投稿をする。
「私という人間を300万円で買ってください」
違法な仕事をさせられたり海外に売り飛ばされるかもしれないという思いもあったが、金が作れればその後の自分などどうでも良いと思っていた。
そんな投稿をしたことも忘れかけていたある日、透の元に一通のダイレクトメッセージが届く。