あらすじ
女神によって選ばれた少女、リティ。彼女は女神の娘がかつてそうであったと言い伝えられるように、数年の間“侍女”と呼ばれる役割を与えられた。
選ばれた代わりに記憶を失い、本来”侍女”が持つはずの能力を持たない。それだけではなく、他にも周りと比べれば「無いものだらけ」だと彼女は思う。そんな彼女と共に過ごすよう命じられた魔術師の少年もまた、才能ある姉と比べられて、あるいは優れた者と自らを比べて焦り、空回りしていた。
「そうであっても」まっすぐに好意を表す少女と、「だからこそ」思いを言葉にするのが下手な少年。二人が互いを思いやりながら日常を過ごし、非日常に触れ、不思議な関係性を育てていく。
コンプレックスを(ほんのちょっと)拗らせ男子とちょっぴり気弱な素直っ娘がじわじわいちゃいちゃするお話です。