あらすじ

不可逆性、もとにはもどらないそのときだけの精神的な美しさを讃えた女性夕渚ソラにドビッシーの月の光を感じるゴルトムント。逆に太陽のように燦々と輝き、健康的とさえ感じる気の強い茜シュラに、ベートーヴェンのテンペストを重ねる。林道トヲルは同性として、崇高な精神世界へいざなってくれるバッハのような存在だが、林道トヲルの夕渚に対する猛る性欲と、魂では夕渚に惹かれるのに、肉体は、茜シュラのSMを求めてしまうサディストとしてのゴルトムント。また、夕渚は、茜シュラとの同性愛を求めてしまう。トランスジェンダーになりたいゴルトムントは、性的な間柄を、林道に求めるが、そんな自分を見破られ、林道に憎まれてしまう。ゴルトムントは林道に責められたい。一方、茜シュラは、夕渚に対する性的興味を抱いておらず、ゴルトムントを憎みながら、影で好きな気持ちを伝えられず、林道とともに2人を痛めつけることを考えながら、この関係性は、性的な悲劇へはってんして行く。

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カクヨム
カクヨム2025/10/06
  • 現在の作品小説 秋の恋のカルテット