あらすじ

この森には、毎年ひとりかふたり、迷い込んでくる人がいる。 かつて「もう生きたくない」と思った者たちが、吹雪の中をさまよい、この場所へ辿り着くのだ。 私は彼らを保護し、暖炉の火で温め、ただ静かに話を聞く番人だ。 かつて私もまた、この森に迷い込んだ一人だった。 この世界では、死ぬことはできない。 人は“音”となって世界に溶け、記憶や祈りや涙として残り続ける。 長くすべてが凍りついたような時間が続く。 それでも、確かに流れ続けるものがある――それは、音だ。 『音になる森』は、生と死の境界で静かに寄り添う、魂の記録の物語。あなたもいつか継承者になるかもしれない。

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カクヨム
カクヨム2025/10/06
  • 現在の作品音になる森