あらすじ
『0世代』、ゆとりとZに続く現代の子供達をそう呼んだ。
少子化に進んだことで少年少女達は重宝されるようになりイジメや競争は徹底的に根絶された。その結果若手の自殺率は大幅に減少させることに成功する。
しかしその代償として個性、協調性、独創力、意欲、コミュニケーションといった個人の能力は薄くなり、他人との繋がりすら軽視するようになってしまう。
『0世代』と呼ばれる彼らを国は救済すべく対策が立てられた。それは大人を子供たちのコミュニティに潜入させる計画。次世代の医学で寿命と引き換えに若返らせて同じ目線で彼らをサポートするというものだった。
大手企業のサラリーマン火野圭一は元ヤンキーである。高校時代に更生させてくれた恩師との飲みの席で『0世代』の大変さを相談される。彼は恩師への恩義を返すために独自に解決策を調べていたときにこの計画の募集要項を見つけ参加を決意する。
しかし、現代の子供たちを取り巻く環境は大人の想像を超えるものであった。