あらすじ
RPGみたいな世界に転生した。
父の遺した莫大な借金を返すため冒険者になることを決意した俺が、死にたくない一心で選んだ職業は「回復術師」。
ある日、パーティメンバーが身の丈に合わない敵に突撃し、全滅寸前まで追い込まれる。
ここで俺が死んだら、誰にも蘇生されずに放置され、死ぬかもしれない。ギルドに救助されたとしても、蘇生代で報酬はマイナスだ。そう考えた俺はすぐさま戦闘離脱、ギルドに報告し応援を呼んだ。
だがメンバーからの評価は「卑怯者の役立たず」「回復薬代わりのくせに」「お前のせいで負けた」……そんな言葉を浴びせられて、とうとう愛想を尽かした俺は自分からパーティを抜けた。
しかし借金はそんな事情などお構いなしだ。返済期日は刻一刻と迫っている。
俺は生き延びて金を稼がなければならない。そう、どんな手を使ってでも。