あらすじ

『放送電波騒霊対策報奨金制度』。 このごろ街に流行るもの、放送・電磁波・ポルターガイスト。 現代社会にあふれる放送やら配信やらが世界中の電脳空間に干渉しては暴発し、今や怪奇現象は引きも切らない。なんでも、リスナーの昂った感情が集まり影響してどうだとか何とか。 だからそういうのを一件でも解決したら報奨金が支払われるし、ネットで騒がれたりする、らしい。 ……まぁ一般人には何の関係ないけど、って私もそう“思ってた”。 春。私こと浦賀カオルは高校を卒業したての19歳。三ヶ月後に企業所属Vtuberとしてデビューが決まっている。 で、肝心の配信活動の内容は——悩み相談・除霊活動・悪霊退治。 なんでそんなことになってるかというと、発端は誕生日の翌日にまで遡る。 私が運営事務所から念願の配信用アバター『祓戸シシィ』を受け取り、その仕様説明の開始五分後に事件は起きた。 「空腹を検知、このままでは“餓死”してしまいます。何か食べさせてください」 そんなふうに、何の脈絡もなく。説明されてたそのアバターが突然喋り出して……。

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小説を読もう2025/10/05
  • 現在の作品Vから始まる祓魔な配信稼業 - 準備編 -