あらすじ
高校の卒業式、「岳空(がく)」と呼ばれた気がして振り向いた時、優作(ゆうさく)の唇が触れた。
同学年の高見沢優作(たかみざわゆうさく)を入学当初から好きだった里居岳空(さといがく)。突然すぎて驚くこともできないまま、アメリカの大学へ進学する優作の背中を岳空は見送る。
あれから七年の月日が流れ、一流大学へ進んだものの中途退学をした岳空は、ボーイズバーで働き借金を抱えながら、その日暮らしの無気力な毎日を送っていた。
そんなある日、アメリカから帰ってきた優作と再会する。
アメリカの大学で経営コンサルを学び、コンサルタントとして働いている優作。そんな優作は高校生の頃以上に輝き、堕ちぶれてしまった自分と比べ関わりたくないと思う岳空。
なのにいきなり「好きだった」と告白され、不甲斐ない自分を思うと怒りさえ覚えた岳空は優作を邪険にする。
それでもしぶとく岳空を追い何かと構ってくる優作。そんな優作に心が引き戻されそうになる気持ちを必死に抑える岳空なのだが…… ?