あらすじ

松本凛華《りんか》と幼稚園の頃からの大親友、武田雪乃《ゆきの》は高校ニ年生。満員電車に揺られながらの電車通学。 そんな二人には密かな楽しみがあった。それは同じ車両に乗っていて、いつも参考書を読んでいる中高一貫校の男子校に通う『寝癖君』を愛でること。 彼の寝癖チェックが毎日の楽しみであり、彼を見つけると必ず小さいながらもいいことがあるからだ。 どうして呼び名が寝癖君かって? それは凛華と雪乃は寝癖君と直接面識はなく、名前を知らないから。 寝癖君は友達と通学している。 ある日、寝癖君の姿を見なくなった。心配していると友達に声をかけられて……。 友達だと思っていたのは寝癖君の弟。 そんな弟の悪ふざけから凛華と雪乃、寝癖君こと春人とその弟秋人との関係が始まる。 ただ愛でるだけでよかった想いが、親しくなるうちに『もっと、もっと』と欲が出てきてしまう。 今まで平穏だった気持ちが揺さぶられ、知りたくなかった自分を否が応でも突きつけられてしまう。 凛華はキラキラしてて爽やかで、例えるならレモネードのような甘さと酸っぱさが入っているようなものが青春だと思っていた。 でも友達が言っていた青春は違ってた。 まさに凛華が直面しているものが、青春だと言った。 彼の行動に一喜一憂してしまう自分が嫌だった。 彼女に嫉妬してしまう自分が嫌だった。 でも私は……。 今まで知らなかったことに直面して、悩みながらも前に進んでいく凛華を見守ってやってください。

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エブリスタ
エブリスタ2025/10/05
  • 現在の作品もしもこの気持ちを青春というのなら、私は青春なんていらないと思った