あらすじ

『ユダの王アマジヤ ――傲慢と悲劇の王』

砂の上に立つ王冠
陽炎のごとく揺れながら
神を仰ぎ、剣を掲げ
正義の名に 血を流す

父の影 復讐の炎
胸の奥で 静かに燃えた
「正しき道」と信じた刃が
やがて自らを裂いた

勝利の風は 香を運び
エドムの神々 金の像
輝きに心奪われ
祈りは石となり落ちる

預言の声は 遠く霞み
傲慢の果てに 空を見上げ
レバノンの香柏は笑う
「茨よ、お前は己を知らぬのか」と

城壁は裂け、財宝は奪われ
神の沈黙が夜を包む
ラキシュの砂に 血が滲み
王の冠は 塵に還る

それでも民は祈る
「願わくば――次の王こそ
神を畏れ、光を仰がん」

沈黙の墓に 風が通う
その名、アマジヤ
正義に始まり、傲慢に終わる
永遠の教えとして。

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アルファポリス
アルファポリス2025/10/05
  • 現在の作品『ユダの王アマジヤ ――傲慢と悲劇の王』