あらすじ
西暦2150年のニュートウキョウ。
科学の発展と共に、犯罪も高度かつ凶悪化の一途をたどっていた。
特に問題視されているのは、国際犯罪シンジケート<ギルド>の存在である。
幾多の犯罪者や犯罪組織が過去へ飛び、未来を自らが支配する世界に変えようと、勢力争いを繰り広げているのだ。
この時空犯罪に対応すべく、警視庁はICPOと連携し、<時空広域捜査局>を設置、各区域の警察署に時空刑事を配備させ、同時にコードネームも与えた。
そのうちのひとり、コードネーム『ジェイリオン』は、ヒビヤシティの未来を守る時空刑事だ。
彼が管轄するヒビヤシティは、かつて〝日比谷〟と呼ばれていた。
ジェイリオンが正義感を燃やすなかで、ギルドは過去の日比谷を狙う。未来を変えやすい基準点であったからだ。
そして今日も、ギルドの犯罪組織が日比谷を襲撃してきた。緊急通報を受けたジェイリオンは、時空移動艇に乗り込み、2025年の日比谷へとタイムワープするのだった。
拙作『インシデントレコード -私と奇妙な小説家-』の作中に登場する、警察署のオリジナルヒーローを現実化し、1980~1990年代の特撮ヒーロー仕立てに描いた作品です。