あらすじ

主人公・秋吉瞳(アキヒト)は二十七歳。高校の同窓会で、アキヒトは高校時代に恋をして、そして別離することになった同級生・郷原美沙(サトミ)に再会し、高校時代の恋についてを回想する。 高校生のアキヒトはサトミの絵を褒めたことから、サトミとの距離が縮まり、お互いに惹かれ合うようになる。アキヒトの家庭は荒んでおり、サトミの母親がアキヒトに親切にしてくれることに助けられていた。また、徐々に縮まっていく二人の関係の中で、アキヒトはサトミとの未来を思い描くことで、精神的に癒されていた。 しかし、サトミの家は非常によい家柄であり、育ちが悪い上に性的マイノリティである自分がサトミと一緒にいてもいいのだろうか、とアキヒトは迷っている。アキヒトとサトミは、サトミの母親に、自分とサトミの間柄については秘密にしていたのだが、三年生の文化祭の日、アキヒトとサトミの関係が露見してしまう。アキヒトはその場を逃げ出してしまい、現在に至るまでサトミと会話をしていない。 現在。同窓会でサトミと再会したアキヒトは、一方的に逃げ出したことをサトミに謝罪する。サトミは「アキヒトだけではなく、私たちは二人とも逃げたのだ」と語る。また、「だけど、あの頃の私たちは精一杯やったはずだ」とサトミは過去を肯定する。 その言葉を聞いたアキヒトは、ようやく高校時代の自分たちを認め、本当にあの頃の恋を終わらせることができたのだった。 傷ついた心を癒し、そして傷つけあった過去を許すための、本当の恋の終わりの物語。 ※毎週金曜日18時頃更新。9月24日(金)完結です。

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エブリスタ2021/08/13
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