あらすじ
新卒以来ブラック務めの女の子、澪。
彼女はあまりの過酷さを苦にしながらもなんとか現実を生き抜き会社に尽くす人生を送っていた。
けれど精神を、身体をすり減らして務めていた人生、その幕切れはあっけなないものだった。
会社で一夜を明かすことは珍しくない彼女。そんな中、会社に命じられ作り直すこととなった会議資料を完成させ一眠りしたところで彼女の人生は終わりを告げてしまった。
若干24歳。誰にも看取られる自覚もなく、突然の幕切れ。
そんな彼女が終わりを告げてたどり着いた場所は真っ白な"無"の空間だった。
何もない世界。果もなく始まりも終わりもない。そんな中で途方に暮れていると、ふと回顧した過去を思い出すとそれが映像となって現れることに気づく。
突然現れた映像。更に飛び込めることさえ気づいた澪は勢いのままに思い出の世界へと飛び込んでいった。
次に目が覚めた彼女を待っていたのは亡くなったはずの母の声。
そして言われるがままに顔を洗っていると彼女はようやく現状を理解する。
それは自らが過去に戻っていること。そして女の子から男の子へ性別が変わっていることだった―――――